- 監督
- トニー・ビル
- 制作国
- フランス/アメリカ
- 公開年
- 2007年
- 上映時間
- 138分
- 配給
- プレシディオ
- ジャンル
- アクション/戦争/アドベンチャー
- 映倫
- G
キャスト
- ジェームズ・フランコ: ブレイン・ローリングス
- ジャン・レノ: ジョルジュ・セノール
- マーティン・ヘンダーソン: リード・キャシディ
- ジェニファー・デッカー: ルシエンヌ
- タイラー・ラビーン: ブリッグス・ロウリー
1916年、第一次世界大戦の最中、アメリカは中立を保ち続けていた。主人公のローリングスは持っていた牧場の破産を巡って銀行とトラブルを起こし、新天地を求めていたところへ、同じアメリカの若者達が自ら志願してフランス空軍で活躍していることを知り、自分も参加を決意する。志願兵で形成された「ラファイエット戦闘機隊」ではローリングスと同じように様々な事情を抱えて集まった若者達がおり、共に飛行訓練を受けながら友情を育み、実戦へと赴いていく。
フライボーイズ 感想レビュー
第一次世界大戦、アメリカ本国が未だ参戦を決めかねている時に、自らフランス空軍に志願入隊してドイツ軍と戦ったアメリカ人の若者たちの実話に基づく映画。
キャッチコピーは『俺は飛ぶ。 信じるものの為に──。』
ライト兄弟が1903年に初の有人動力飛行を成功させてから僅か十一年後の第一次世界大戦で、飛行機が兵器としてこれほど当たり前に重要な役割を担っていたという事実に驚いた。
アメリカからの志願兵で形成された実在の中隊「ラファイエット戦闘機隊」の多くの活躍と犠牲、戦闘機に搭乗した若者達の苦悩、友情、恋、様々なドラマが描かれている。
総製作費に70億円もの巨費を掛けて描かれたCGと実写アクションによる空中戦は、第一次大戦下での欧州上空を無数の戦闘機が飛び回るという貴重な映像を鮮明に蘇らせている。
街並みや戦闘機など、当時の空中戦を再現するのはなるほど金がかかりそうだという印象で、どおりで最近の映画で他に昔の戦闘機を題材にした実写映画を見ないわけである。
アニメだが第一次世界大戦後を描いたジブリの『紅の豚』と時代背景が近い。
実話を基にしているだけに、ストーリーは作りこまれた「映画的」なものではないので、その辺の好みは別れるかもしれない。
また、当時アメリカから遠く大西洋を渡って文化の違うフランスへとやってきた若者たちの驚きや戸惑い、現地女性との出会いと言葉の壁などは、第三国である日本人が字幕で観るにはわかりにくい部分が多かった。
映画本来の雰囲気を損なわないように普段吹き替え版で映画を観る事はほとんど無いが、こういう二ヶ国語が混在する映画の場合は吹き替えのほうがわかりやすいのかもしれないなどと考えた。
ともかく70億円を掛けて蘇らせた人類史上初の空中戦は観る価値があると思う。
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