- 監督
- 曽利文彦
- 制作国
- 日本
- 公開年
- 2008年
- 上映時間
- 120分
- 配給
- ワーナー
- ジャンル
- 時代劇/アクション/ロマンス
- 映倫
- PG-12
キャスト
- 綾瀬はるか: 市
- 中村獅童: 万鬼
- 窪塚洋介: 虎次
- 利重剛: 喜八
- 佐田真由美: 美津
盲目の仲間達と共に女芸人の一座で瞽女(ごぜ)として旅をしていた市だったが、ある時男に襲われたことで掟を破ったとして一座を追われ“離れ瞽女”となり、独り三味線を手に旅を続けてきた。そんなある日、乱暴をはたらく浪人どもに絡まれていた市の前に、流浪の侍・十馬が現れる。十馬は乱暴者の手から市をなんとか助けようと刀に手をかけるが、なぜかその刀は抜けず震えるばかり。一方、市は仕込み杖に手をかけたかと思いきやそこから刀を抜いて一瞬のうちに一人、また一人と浪人を切り伏せていた。
ICHI 感想レビュー
勝新太郎の代表作『座頭市』を女優の綾瀬はるかが演じるという異色のリメイク。
キャッチコピーは『その女、座頭市。 なに斬るかわかんないよ、見えないんだからさ。』
心を閉ざした市が浪人・藤平十馬との奇妙な縁で心が揺り動かされていく、というストーリーはそれなりに楽しめる。
無口なアウトローの市を描いており、華のある女優を主演に据えているが、反して映画の雰囲気は全体的に暗め。
アクション時代劇である『座頭市』だが、市を女性に置き換えても基本的なスタンスは変わらない。
ただその目玉の殺陣が、カッコイイんだけどどうも派手さに欠けた。
小刀で一刀に切り伏せる市だが、どのシーンもスローモーションが多用されてアクションの『凄さ』は感じられなかった。
中村獅童がいかにも中村獅童らしいわかりやすい悪役・万鬼を演じており、対立する組の二代目・虎次役には窪塚洋介。
万鬼ほか悪者はみんな“傾奇者”のようで衣装が派手で、なんだか戦国無双とかそういったゲームのキャラクターを思わせる。
対する窪塚洋介演じるやくざ者は、さすが何をやらせても堂々としたものだとは思ったが、口調がどうしても池袋のチーマー役だった頃と大差が無く、「時代劇らしさ」を求める人にはなにかといまいちに感じるところが多いかも。
とはいえ細かいところを気にしなければそれなりに楽しめる。
特に綾瀬はるかが好きな人なら、他の役どころとはかなり違った顔が見られるので必見。
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