- 監督
- 瀬々敬久
- 制作国
- 日本
- 公開年
- 2009年
- 上映時間
- 138分
- 配給
- 東宝
- ジャンル
- サスペンス/パニック
- 映倫
- G
キャスト
- 妻夫木聡: 松岡剛
- 檀れい: 小林栄子
- 国仲涼子: 三田多佳子
- 田中裕二: 三田英輔
- 池脇千鶴: 真鍋麻美
いずみ野市立病院に勤務する救命救急医・松岡剛のもとに、一人の急患が運び込まれてくる。高熱に痙攣、多臓器不全に冒されていたこの患者の症状は新型インフルエンザと想定され、あらゆるワクチン治療が行なわれるも、患者は死亡してしまう。やがて正体不明のウイルスは医療スタッフや患者たちにも感染し、その恐るべき致死率もあって病院はパニック状態へと陥るのだった。
感染列島 感想レビュー
日本のとある病院で未知のウイルスによる院内感染が広まり、有効な手立てが無いまま日本中に爆発的に感染が広まっていくという映画。
主演は妻夫木聡、檀れい。
キャッチコピーは『神に裁かれるのは人間か?ウィルスか?』
主演の妻夫木聡の元恋人役で同じく重要な役を務めるのが檀れい。
年上の元恋人という設定でのキャスティングとはいえ、妻夫木聡の10歳近く年上の檀れいが元恋人役なのはちょっと違和感を感じた。
大人の美女といった雰囲気の檀れいを、童顔の妻夫木聡が「栄子」と呼び捨てにして元恋人らしい会話をする姿はどうも不自然に見えてしまう。
国内に爆発的に広まっていき、交通網、都市機能が停止してパニックに陥り日本の都市が廃墟と化していくところがCGなどで描かれているが、そのあたりの描写もどうも中途半端。
都市機能が麻痺したからといって、僅かな期間でなぜそこまでというほど街が廃墟化していたり、謎のウィルスの正体を探して日本の一医師自らが海外の小国まで行ってしまったりと、フィクション満載のパニック映画にありがちな展開が要所要所に見られる。
映画全体としてはリアリティを求めているように見えるのだが、要所では逆にフィクション性が強すぎたりして、どちらの方向にもいまひとつ突き抜けていない感じに思えた。
奇しくも公開された2009年の春から新型インフルエンザが世界的に流行して映画も再び注目されたが、映画公開後間もなくに偶然にも現実で起きてしまったこのパンデミックが、映画のフィクション性を余計に強めてしまったという部分もあるかもしれない。
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